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Appleのリーディングリストを使えば、iOSとOS Xでリンクを保存・同期し、iCloud対応デバイスで後で読むことができますが、この機能はSafariのみで利用可能です。リーディングリストの機能制限と、サービス開始からそれほど時間が経っていないことから、PocketやInstapaperといったサードパーティサービスが、後で読むためのリンクの保存に広く利用されています。
Tweetbotのようなアプリを使えば、PocketやInstapaperにリンクを簡単に送信できますが、SafariなどiOSのどこからでも、お気に入りの「後で読む」サービスにウェブページをネイティブで送信できたらどうでしょう?新しい脱獄アプリ「Readr」を使えば、それが実現できます。
Readrを使えば、Pocket、Instapaper、ReadabilityのいずれかをiOSの共有メニューにシームレスに統合できます。つまり、Twitterやメールなど、通常の共有方法でリンクを共有できる場所であればどこにでもリンクを保存できます。例えば、iOSのSafariの下部にある中央のボタンから、現在表示しているリンクを共有できます。

しかし、統合はそれだけではありません。リンクをタップして長押しするたびに、「今すぐ読む」と「後で読む」という2つの新しいオプションが表示されます。
Readrの「今すぐ読む」機能は、ほぼすべてのウェブページを広告のないシンプルでクリーンな読書体験に変えてくれるオプションです。これは、多くのApp Storeアプリに組み込まれているReadability mobilizerによって実現されています。InstapaperとPocketも、この体験の独自バージョンを提供しています。
後で読むサービス(Readr)のログイン情報は、設定アプリの「Readr」に入力できます。これでリンクの保存準備は完了です。PocketやInstapaperなどのサービスを頻繁に利用する人にとって、これは必須の脱獄ツールです。ReadrはCydiaで2ドルで購入できます。