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写真:Microsoft
Microsoft は、今月リリースされる iOS 版 Office の新たな改善を計画しています。
このアップデートは、まず Office Insider に提供され、共同作業の改善、小さい画面での文書の読みやすさの向上などを実現します。
Microsoftは、モバイル版Officeアプリがデスクトップ版と同等のパワフルさを保てるよう尽力しています。iOS版Word、Excel、PowerPointを使えば、外出先でも本格的な作業が行えます。アップデートを重ねるごとに、さらに便利になっています。3月の新機能をご紹介します。
マイクロソフト、Officeの3月のアップデートを発表
Excelの新バージョン(アップデート2.11)では、同じスプレッドシート内で他のユーザーが作業している場所を表示することで、共同作業が容易になります。また、他のユーザーが作業中にどのコンテンツを選択しているかを確認することもできます。
Wordでついに、文書の読み上げが可能になりました。ゆったりとくつろぎ、足を伸ばして最新のレポートを読み上げながら、間違いや改善点に耳を傾けましょう。読み上げが進むにつれてテキストがハイライト表示されるので、読み進めながら内容を把握できます。
Word には「モバイル表示」の切り替え機能も追加されました。これを有効にすると、モバイル表示がデフォルトになり、文書が画面にフィットして読みやすくなります。これは特に iPhone などの小さな画面で便利です。
PowerPoint には、新しいセグメント消しゴム ツールがあり、これを使用すると、一番近い行まで余分なインクを削除して、「コンテンツにふさわしい磨きをかける」ことができます。
最後に、MicrosoftはOutlookにRSVPオプションを追加します。「皆様の声にお応えし、スマートフォンやタブレットで会議の招待に返信する方法を拡充しました」とMicrosoftは説明しています。「返信を編集してコメントを追加するか、返信を送信しないことも選択できるようになりました。」
MicrosoftはOfficeのアップデートの具体的な時期を明らかにしていませんが、3月中のリリースを予定しています。Office Insider会員のみがまずアップデートを利用でき、初期段階での問題が解決次第、すべてのユーザーが利用できるようになります。