ソニーA3000、わずか400ドルでSLRの装いをまとったNEX

ソニーA3000、わずか400ドルでSLRの装いをまとったNEX

  • Oligur
  • 0
  • vyzf
ソニーA3000、わずか400ドルでSLRの装いをまとったNEX
  • ニュース
a3000_角度

本日のソニーのニュース2つ目は(NEX 5Tの発表と並んで)、α3000です。一眼レフスタイルのミラーレスカメラで、価格はなんと400ドル。エントリーレベルのキヤノンRebelボディとは比べ物になりません。

ここで言う一眼レフスタイルとは、カメラに電子式ビューファインダー、ハンドグリップ、そして長年一眼レフカメラユーザーが慣れ親しんできた一般的なレイアウト(ホットシュー、ノブ、ダイヤルなど)が備わっていることを意味します。唯一欠けているのは光学ビューファインダーと、それに光を送るミラーです。そのため、このカメラは超小型になっています。

ソニーは明らかに、安物のデジタル一眼レフカメラを求める層、つまりiPhoneのカメラ以上のものを求めながらも、あまりお金をかけたくない層をターゲットにしている。彼らは、自分が何を求めているのかわからないまま、iPadの代わりに安物のノートパソコンを買うのと同じように、世間一般でそうしているからデジタル一眼レフを買う。だから安全策を講じるのだ。

A3000は、交換レンズと(一眼レフと比べて)小さなボディの組み合わせを目にしただけで、思わず膝が上がり、ポケットから財布を取り出してしまうような、そんな人たちにきっと魅力的に映るでしょう。20.1MPセンサー、内蔵フラッシュ、ホットシューは、あくまでもおまけ機能です。

先日、私はツイッターで、誰かがデジタル一眼レフカメラで休暇中の写真を撮っているのを見ると、飛行機の中でノートパソコンで映画を見ている人を見たときと同じ気持ちになる、と投稿しました。

ソニーは賢い。この新しいα3000は、ラッダイト(技術革新反対派)を巻き込み、彼らがついに小型ミラーレス機で撮影するべきだと気づいた時、レンズはそのままでNEXにアップグレードできるだろう。しかも、400ドルという価格はまさに破格だ。

出典: DPレビュー