カレンダーが終日イベントの通知アラートを送信する時刻を制御する [OS X のヒント]

カレンダーが終日イベントの通知アラートを送信する時刻を制御する [OS X のヒント]

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カレンダーが終日イベントの通知アラートを送信する時刻を制御する [OS X のヒント]
カレンダーのデフォルト

カレンダーイベントを作成すると、Macでイベント発生前に通知を受け取るオプションがあります。ただし、終日イベントの場合は、通知を受け取る時間を簡単に変更することはできません。

ただし、ファイルシステムと構成ファイルを少し調べることで、終日イベントの通知をデフォルトで受け取る時刻を変更することができます。

まず、Finderを開き、キーボードのCommand+Shift+Gキーを押します。表示されるダイアログボックスにパス「~/Library/Calendars/」を入力または貼り付けます。すると、「Calendars」フォルダの中に、数字と文字の奇妙な組み合わせで名前が付けられたフォルダがいくつかありました。探しているのは「EventAllDayAlarms.icsalarm 」というファイルです。私は今日最後に変更されたフォルダでこのファイルを見つけましたが、Finderの検索バーではこのファイルを検索できないかもしれません。まずは「.caldav」で終わるフォルダを開いてください。もしそこにファイルが見つからない場合は、他のフォルダを開いていき、ファイルが見つかるまで探してみてください。TextEditやTextWranglerなどのテキスト編集プログラムで開いてください。

EventAllDayAlarms.icsalarmを開くと、次のような行が表示されます。

トリガー:-PT15H

これにより、終日イベントの15時間前にMacに通知が送信されます。実際の時刻を設定することも、負の値を設定することで、当日の一定時間前にもカレンダーから通知を受け取ることができます。例えば、

トリガー:PT6H

当該日の午前6時に通知します。

トリガー:-PT3H

イベント開催日の3時間前にお知らせします。

Mac がデフォルトで選択する通知をそのまま受け入れるのではなく、終日のイベントの通知をいつ受け取るかを制御できるようになりました。

出典: Macworldヒント