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写真:USC Photo/Gus Ruelas
アップルの幹部ジミー・アイオヴィン氏とドクター・ドレー氏は今週、南カリフォルニア大学のキャンパスで行われた起工式で、同校の新アカデミーの建設を正式に開始した。
2人は2013年に南カリフォルニア大学に7000万ドルを寄付した。この寄付金は、芸術とデザイン、工学とコンピューターサイエンス、ビジネスとベンチャー経営、コミュニケーションの4つの分野に重点を置いた新しいプログラムをキャンパス内に立ち上げるために使われた。
USC(南カリフォルニア大学)のジミー・アイオヴィン&アンドレ・ヤング芸術・テクノロジー・ビジネスイノベーション・アカデミーは、ここ数年で人気が高まり、キャンパス内の授業スペースが手狭になってきました。新校舎は、学生が3Dプリント模型、金属溶接、新作ミュージックビデオの編集など、アートプロジェクトに取り組む場所となります。
1万平方フィートの広さを持つ新しいアカデミー棟が建設中です。2019年に開校予定です。また、このプログラムの最初の卒業生は、今学年末に学士号を取得する予定です。
@usciovineyoung の画期的な成果をお祝いします!@abc7darsha、@drdre、@interscopejimmy、そして@usc に感謝します https://t.co/FxHjAfIDPM via @abc7
— USC アイオヴィン・アンド・ヤング (@USCIovineYoung) 2017年10月12日
「このプログラムを通して、生徒たちがテクノロジーとリベラルアーツの融合した世界で活躍するために必要な、思考の独立性を身につけてくれることを願っています」とアイオヴィンは語った。「この学校で、生徒たちが大きな夢を持ち、それを実現し、そして諦めずに突き進む勇気を育めるよう、サポートできればと思っています。」
アイオヴィン氏はUSCのキャンパスに頻繁に足を運び、学生たちに講演を行っています。このプログラムから既に最初のスタートアップ企業「Mira」が誕生しています。同社は今夏のコミコンで100ドルの拡張現実ヘッドセットを発表しました。同社の投資家には、ウィル・アイ・アム氏やセールスフォース・ドットコムのCEO、マーク・ベニオフ氏などがいます。