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写真:LearnSprout
昨年、K-12市場でGoogle Chromebookにシェアを奪われたAppleは、学校が生徒の成績を追跡するためのプログラムを開発する教育ソフトウェア会社LearnSproutを買収した。
LearnSproutは42州の2,500校以上の学校で利用されているため、今回の動きによりAppleは教育市場でより強固な足場を築くことになるかもしれない。
アップルは、木曜にこのニュースを報じたブルームバーグ・ビジネスに対し、買収を認めたが、同社の計画についてはコメントを控えた。
1月11日、Cult of Macは、2015年第3四半期報告書によると、学校でのChromebookの売上がAppleを追い抜いたと報じた。Googleは51%に達したが、Appleの教室向け売上は24%減少した。
アナリストらは、学校はChromebookの使いやすいOSとメンテナンスの手間が少ないITを好んでいるほか、iPadや他のApple製コンピューターに比べて大量購入時のコストが安いと述べている。
ブルームバーグの報道によると、アップルはiPadを使って生徒にとってインタラクティブな授業を行うプログラムを開発中だという。
報道によると、LearnSproutは投資家から400万ドル以上を調達したサンフランシスコのスタートアップ企業だという。
LearnSproutのホームページにアクセスすると、まず目に飛び込んでくるのは、ソフトウェアが表示されているiMacモニターの写真です。その上には、「生徒データを実用的な洞察へと変換しましょう」という文字が書かれています。
出典:ブルームバーグビジネス