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NPDは、Androidの売上がiPhoneを上回り、米国のスマートフォン市場でAppleを7%上回っていると主張しているが、クパチーノは珍しく「そんなに早くはいかない」と言っている。
「これはオンライン調査に回答した15万人の米国消費者に関する非常に限定的な報告書であり、世界中の8500万人を超えるiPhoneおよびiPod touchの顧客は考慮されていない」とアップルの広報担当者ナタリー・ハリソン氏は述べた。
ここでAppleが守勢に立つのは当然だ。NPDによる最近の調査結果は、人々が次期iPhoneを待ちわびる中での一時的なアメリカ国内の統計ではなく、国際的なトレンドとして、煽り立てるような見出しで広く報道されている。また、真に重要な統計は、AppleがモバイルOS市場でどれだけのシェアを占めているかであり、iPhone、iPod Touch、iPadのシェアにおいて、Appleは依然としてGoogleを大きくリードしている。
AppleはAndroidとの戦いに負けているわけではない。そう主張するのは不誠実だ。あらゆるモバイルタッチスクリーンデバイスにAndroidを搭載するというGoogleの戦略は、最終的にはモバイルOS市場で圧倒的な地位を確立する可能性があるが、まだそこまでには至っていない。