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アップルはiPadを60日足らずで200万台以上販売した。これは、タブレット端末の需要が減速していないことを示している。カリフォルニア州クパティーノに本社を置く同社は、供給不足の報道を受け、販売の急速な伸びに対応するのが困難になっていることも認めた。
「世界中のお客様がiPadの魔法を体験し、私たちと同じように愛してくださっているようです」と、CEOのスティーブ・ジョブズは月曜日に発表しました。「お客様の忍耐力に感謝し、すべてのお客様に十分な数のiPadをお届けできるよう、全力で取り組んでいます。」
一部の報道によると、Appleは1日あたり35,700台のiPadを販売する見込みだという。
Appleはまた、オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、スペイン、スイス、英国へのiPadの出荷を開始すると発表しました。パイパー・ジャフレーのアナリスト、ジーン・マンスター氏によると、月曜日には海外の店舗の3分の1以上が品薄を報告しており、これは金曜日の29%から増加しています。マンスター氏は投資家に対し、iPadの供給は「限られており、減少している」と述べました。
マンスターが月曜日に訪問した英国の11店舗のうち、36%がiPadのWi-Fi版の在庫がないと報告した。これは、日本、オーストラリア、フランス、ドイツ、英国の店舗のうち29%がWi-Fi版と3G版のどちらも在庫がないと報告した金曜日と比べて増加している。
世界中でiPadの品薄は深刻化しているが、タブレット端末の発売から48日後にマンスターが米国で確認した在庫不足率74%には遠く及ばない。
「国内外の調査結果から供給が少ないことが示唆されているため、投資家の皆様にはiPadへの期待を抑えるよう警告します」と、同氏は月曜日に述べた。7月にはiPadがさらに9カ国への出荷を開始する予定だ。
品薄の報道にもかかわらず、マンスター氏は2010年のiPad販売台数予想を430万台から620万台に引き上げた。同様に、カウフマン・ブラザーズのアナリスト、ショウ・ウー氏も6月の販売台数予想を200万台から270万台に引き上げ、わずかに上方修正した。
米国での品不足により、Appleは海外への出荷を1か月延期した。カリフォルニア州クパティーノに本社を置く家電メーカーである同社は5月3日、iPadの販売台数が100万台に達したと発表した。これは発売開始から1週間で50万台に相当した。
[バロンズ、フォーチュン、AppleInsider経由]