アップルのチップサプライヤーはコロナウイルスが生産に影響を与えないと主張

アップルのチップサプライヤーはコロナウイルスが生産に影響を与えないと主張

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アップルのチップサプライヤーはコロナウイルスが生産に影響を与えないと主張
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しかし、Appleはまだ危機を脱したわけではない。
写真:Apple

アップルの主要モバイルチップサプライヤーは、コロナウイルスの流行が生産に影響を及ぼさないと主張している。

ある報道によると、台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング・カンパニー(TSMC)は今週、通常通りの受注納入に向けて順調に進んでいると発表した。しかし、Appleはまだ危機を脱したわけではない。

中国で発生した新型コロナウイルスの流行は、地元企業への影響を拡大させている。また、アップルやグーグルなど一部の米国企業も店舗やオフィスの閉鎖を余儀なくされている。

世界保健機関(WHO)は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、世界的な公衆衛生上の緊急事態を宣言した。しかし、Appleのサプライヤーの1社は、通常通り業務を遂行していると投資家に保証した。

TSMCの生産は順調に進んでいる

「台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング・カンパニー(TSMC)とユナイテッド・マイクロエレクトロニクス(UMC)はともに、中国の工場での生産は順調に進んでおり、コロナウイルスの流行による影響を受けていないと述べた」とDigitimesは報じている。

何か変化がない限り(そして何か変化が起こる可能性もあるが)、AppleはAシリーズチップの注文を予定通りに受け取るはずであり、これはファンや投資家にとって安心材料となる。しかしもちろん、Appleの製造は他の分野で影響を受ける可能性もある。

報告書はさらに、新型コロナウイルスがあらゆるデバイス向けディスプレイパネルの世界的な供給を「複雑化させる可能性が高い」と警告している。現在封鎖されている武漢は、多くのディスプレイメーカーにとって主要な生産拠点となっている。

信頼できるTFインターナショナル証券のアナリスト、ミンチー・クオ氏も今週、投資家に対し、3月までにコロナウイルスが封じ込められなければ、アップルは出荷遅延の影響を受ける可能性があると語った。