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長らく待望されていた機能がついにiOS 17に登場します。インタラクティブウィジェットです。これを使えば、ホーム画面からデバイス上のアプリを直接操作できるようになります。

iOS 17はまだベータ版なので、まだ誰もが新機能を利用できるわけではありません。私は使えるので、iPhone（そしてiPadも）での使用感をご紹介します。

静的ウィジェットに別れを告げる

ホーム画面のウィジェットはiPadOS 13で初めて登場し、2020年にiOSにも導入されました。しかし、現在のバージョンは静的でインタラクティブではありません。カレンダーの予定を表示したり、天気予報を表示したりすることはできますが、実際には何もできません。

iOS 17 と iPadOS 17 ではそれが変わります。ついに!

iPhoneまたはiPadでインタラクティブウィジェットを使用する方法

インタラクティブウィジェットは、ホーム画面に追加しないと使用できません。これは他のウィジェットと同じ手順で行われます。

iPhoneまたはiPadのホーム画面の何もない場所を長押しし、すべてのアイコンが揺れ始めると編集可能になります。その後、画面左上の「 +」記号をタップしてウィジェットピッカーを開きます。必要なウィジェットをタップし、サイズオプションをスクロールして「ウィジェットを追加」をタップして完了です。

この記事の執筆時点では、インタラクティブウィジェットはまだ初期段階です。Appleはつい最近、2023年秋まで一般消費者に提供されないOSのベータ版にこの機能を追加したばかりです。つまり、現時点でインタラクティブウィジェットの選択肢は限られています。それでも、Apple製の便利なウィジェットはいくつかあります。しかし、サードパーティ製アプリケーション向けのものはまだ見つけていません。

私にとって、今のところ一番の目玉は新しいPodcastウィジェットです。「Up Next」の最新エントリが表示されるだけでなく、便利なボタンのおかげでウィジェットから直接再生を開始・停止できます。最大バージョンでは、再生中のPodcastの詳細を表示するスペースがあり、残り時間を示す開始/停止ボタンも付いています。

ミュージックウィジェットには再生/停止ボタンが追加され、拡大版には最近再生した曲のリストが表示されます。シンプルな変更ですが、大きな効果があり、ウィジェットの利便性が大幅に向上しました。

初期ベータ版では、新機能にバグが完全にないわけではありません。例えば、最近多くの曲を再生してみましたが、リストに表示されないことがあります。また、アプリからポッドキャストを開始しても、ウィジェットの再生/一時停止ボタンが必ずしも反映されません。しかし、これらの問題を修正するにはまだ十分な時間があります。

これら2つのウィジェットはいずれもこれまでに新機能が追加されてアップデートされていますが、今回の機能強化がいかに重要かを示しています。ホーム画面から直接簡単な変更を加えることができるようになったのは、待望のユーザビリティ向上と言えるでしょう。

iOS 17とiPadOS 17がリリースされたら、インタラクティブなウィジェットがどんどん追加されることを期待しています。カレンダーイベントの作成、メモの作成、ツイートの送信など、iPhoneやiPadのホーム画面から様々な操作ができるようになると嬉しいですね。

インタラクティブウィジェットは今秋登場予定

AppleはWWDC23でSafariプロファイルを発表し、現在ベータテスト中ですが、一般ユーザーがこの新機能を利用できるようになるまでにはしばらく時間がかかるでしょう。前述の通り、この変更はiOS 17とiPadOS 17の一部であり、2023年9月以降にリリースされる予定です。