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写真:Charlie Sorrel/Cult of Mac
今日はiPhoneのアクセシビリティ設定から、もう一つの便利なヒントをご紹介します。スクリーンリーダーを使えば、2本指で素早くジェスチャーするだけで画面上のあらゆる情報を読み上げることができます。これは画面の文字を読むのが苦手な人向けに設計されているのは明らかですが、そうでない人にも非常に便利です。
たとえば、食器を洗いながら長い雑誌記事を聞くなど、さまざまなことができます。
画面を読み上げる
この機能は「選択項目の読み上げ」と呼ばれ、 「設定」>「一般」>「アクセシビリティ」>「スピーチ」にあります。

写真:Cult of Mac
これを有効にするには、 「選択項目の読み上げ」と「画面の読み上げ」の両方のスイッチを切り替えます。

写真:Cult of Mac
設定が完了したら、記事を読みたい時まで忘れておけます。画面上部から2本指でスワイプするだけで、コントロールベゼルが表示され、iPhoneが読み上げます。画面上のコントロールで速度を調整したり、テキストを前後にスキップしたりできます。デフォルトの音声はSiriに設定されているようですが、設定ページで変更できます。

写真:Cult of Mac
しばらくすると、コントロール ベゼルが小さな四角形に縮小されます。
単語を強調表示する
iPhoneで話した単語をハイライト表示するように設定することもできます。設定方法は次のとおりです。

写真:Cult of Mac
デフォルトでは、読み上げ時にすべての単語がハイライト表示され、現在の段落に下線が引かれます。これらの設定は微調整可能です。これにより、単語の理解が容易になるだけでなく、学習の補助としても役立ちます。
なぜ声に出して読むのでしょうか?
先ほどの食器洗いのシナリオ以外にも、この機能は様々な用途に使えます。私は記事を公開前に校正するのに使っています。音声で聞くことで間違いを見つけやすくなります。もう一つヒントがあります。現在使っているアプリを閉じて別のアプリを開いても、読み上げは継続されます。これは、説明書を読み上げる時など、何かを読みながら同時に他のものを見たい時に便利です。
ぜひ一度試乗してみてください。