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写真:Kristal Chan/Cult of Mac
iPhone XRは3D Touch非搭載のため一部機能が利用できませんが、iOS 12.1.1で最大の機能の一つが追加されます。Appleは、より手頃な価格のiPhone XR購入者に、Haptic Touchを使った通知の拡大表示機能を提供しています。
感圧ディスプレイを搭載していないiPhone XRでは、Safariでウェブページをプレビューできる「Peek」や「Pop」といった機能は利用できません。しかし、Appleが長押し操作に付けた「Haptic Touch」を使うことで、3D Touchの一部の操作を操作できます。
Haptic Touchを使用すると、ロック画面で懐中電灯やカメラのショートカットを起動したり、Appleのオンスクリーンキーボードに内蔵されたトラックパッドにアクセスしたりできます。iOS 12.1.1では、通知の展開にも使用できるようになります。
iOS 12.1.1でiPhone XRのHaptic Touchが改善
通知をHaptic Touch(長押し)するだけで、他のiPhoneユーザーが3D Touchで押すのと同じ拡大プレビューが表示されます。また、アクションボタンや、メッセージなどのアプリのクイック返信機能にもアクセスできます。
iPhone XRでこれを行う唯一の方法は、現時点では通知をスワイプして「表示」ボタンをタップすることです。何らかの理由で3D Touchを使いたくない場合は、他のiOSデバイスでも同じ操作が可能です。ただし、長押しする方がはるかに速くて簡単です。
iOS 12.1.1は現在ベータテスト中で、一般公開されるまでには少なくとも数週間かかる見込みです。おそらく年末までに正式リリースされると思われます。
出典: 9to5Mac