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写真:FireCore
Appleの9月9日のイベントでは、Apple TVがPlayStationを凌駕するビデオゲームコンソールへと進化を遂げるのではないかと予想されていますが、現時点ではストリーミングメディアボックスの王者という確固たる地位を築いているわけではありません。Roku、Fire TV、Chromecast…どれもApple TVより優れている点がありますが、目玉となる機能が一つあります。それはAirPlayミラーリングです。AirPlayミラーリングは、iPhone、iPad、Macで再生中のあらゆるコンテンツをApple TVでストリーミングできる機能です。
Apple TVを持っていないとAirPlayミラーリングは使えない…ですよね? 実は、Raspberry Piがあれば使えるんです。
Raspberry Piをご存知ない方のためにご説明すると、これはハッカーの遊び場としてカスタム設計された、超安価な(35ドル!)マイクロコントローラーです。Raspberry Piで何ができるか、少しだけヒントが欲しい方は、Cult of Macの過去のハウツー記事「Macオタクのための注目のRaspberry Piプロジェクト5選」をご覧ください。
Raspberry Piをお持ちなら、AirPlayミラーリング機能を追加するのは簡単です。rPlayというソフトウェアをダウンロードしてインストールするだけです。インストールが完了すると、iPhone、iPad、Macの画面を、Raspberry Piに接続されたあらゆるディスプレイにミラーリングできるようになります。
確かにApple TVは99ドルとかなり安いので、テレビでAirPlayミラーリングを使いたいなら、たったの10セントで手に入ります。でも、99ドルより安いものって何があると思いますか?35ドルです。AirPlayを試してみるきっかけとして、ぜひ試してみてください。
出典: Instructables