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写真:Apple
AppleのCEO、ティム・クック氏は、新製品の詳細をマスコミにリークする従業員にうんざりしている。彼は全社に「機密情報をリークする人間はここには属していない」というメモを出した。
そのメモはすぐにマスコミに漏れた。
ティム・クックはまだ「密告者は罰を受ける」段階に達していない
火曜日の全社員向けメモが何者かによってThe Vergeにリークされ、その中でクック氏はリークに対する不満を表明し、Apple が「発表内容のほとんどが報道機関にリークされた製品発表会」を行ったことを認めた。
彼が言及しているのはiPhone 13シリーズだ。これらの新モデルの詳細は、先週Appleが開催した「カリフォルニア・ストリーミング」イベントでの発表よりずっと前から、ほぼ全てが明らかになっていた。同じくAppleが先週火曜日に発表したiPad miniについても同様だ。この小型タブレットのアップグレードされたスペックは、数ヶ月前にリークされていた。
クック氏は漏洩を止めたいと考えている。
「リークした人物を特定するために、全力を尽くしていることを改めてお約束します」と、クック氏は火曜日のメモで述べた。アップルのCEOはまた、報道機関に内部情報を提供したことが判明した人物は解雇すると、間接的に警告した。「リークした人物が少数であることは承知しています」とクック氏は述べた。「また、機密情報を漏洩した人物はここに属すべきではないことも承知しています」
Appleのリークを終わらせることができなかった
Appleは長年、企業秘密を漏洩する者を取り締まろうとしてきました。2007年には、クパチーノ市がAppleの噂を流すウェブサイト「Think Secret」を閉鎖しました。また今年初めには、11年間同社に勤務した元材料科学者を、メディアに内部情報を漏洩したとして訴訟を起こしました。これは、2018年にクックCEOが従業員に対し、Appleの秘密漏洩に対する厳しい処罰について警告していた後のことです。
それでも、リークは続いています。例えば、2022年モデルのiPhone 14の詳細の多くはすでに公開されています。
2023年モデルと2024年モデルに関する情報も同様です。
しかし、Apple は情報漏洩を阻止しようとし続けている。