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写真:Apple
新しい iPad Pro が気に入っていただけましたか?それは Microsoft のおかげです。
マイクロソフトの幹部ライアン・ギャビン氏は、Appleのタブレットに対する最新の取り組みはSurface Proがなければ実現しなかったと主張している。これは、AppleがMicrosoftの超ポータブル2-in-1マシンへの進出に追随していることを示す「明確な例」だ。
iPad Proは素晴らしい製品ですが、通常のiPadから革命的なアップグレードというわけではありません。Apple Pencil対応、Smart Connector、高性能ステレオスピーカー、そして新しいProMotionディスプレイといった追加機能は、明らかな改良点と言えるでしょう。
しかし、Apple が Surface Pro を「追随」していなければ、これらすべてを実現できなかっただろうと Microsoft は主張している。
「私たちは2 in 1カテゴリーの製品を長年研究し、改良してきましたが、Surfaceが最初に発売された時は、Appleも含めて誰もが懐疑的でした」とギャビン氏はBusiness Insiderに語った。「そして彼らもそれに追随し、iPad Proはその好例です。」
ギャビン氏はまた、マイクロソフトが新しいハードウェアを開発する際に「Appleを参考にしているわけではない」と主張している。もしAppleを参考にしていたら、Surface ProやSurface Bookのような、タブレットとしても使える取り外し可能なディスプレイを備えたデバイスはファンには提供されていなかっただろう。
ギャビンの言う通りだ。Appleは人気が高まり、MacBookをiPadとしても使えるという明らかなメリットがあるにもかかわらず、2in1マシンの提供を拒否している。iPad Proはリリースされているが、Surfaceのような真のデスクトップソフトウェアは動作しない。
しかし、iPad ProがSurfaceへの対抗策だとは、私には少し納得できません。繰り返しになりますが、iPad Proの追加機能はAppleが独自に容易に考え出したであろう明らかなアップグレードであり、iPad Proは依然としてSurfaceとは異なるニーズに応える、全く異なるデバイスです。
AppleはiPad Proを、MicrosoftがSurface Proを売り出すのとほぼ同じように、ノートパソコンの代わりになるタブレットとして売り出しています。しかし、Microsoftのデバイスは、フルバージョンのWindows 10、トラックパッド、USB接続などの機能により、より説得力のある製品となっています。
皆さんはどう思われるか分かりませんが、AppleがSurface Proに倣ってくれたらいいなと思っています。タッチ操作しやすいインターフェースを備えたmacOSのフルバージョンを搭載した2in1 MacBookが欲しいです。