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写真:Leander Kahney/Cult of Mac
Appleの3,500ドルのVision Proは現在、米国でのみ販売されています。しかし、この状況はすぐに変わるかもしれません。同社はこのヘッドセットを新たに9カ国で発売する準備を進めているようです。
AR ヘッドセットの国際展開の一環として、Vision Pro の仮想キーボードは 12 の新しい言語のサポートを受けることになります。
Vision Proの国際展開が近づいているかもしれない
高価格、限られた用途、そして供給問題のため、Vision Proは2月上旬の発売以来、米国でのみ販売されています。ヘッドセットの購入手続きの複雑さも、限定的な発売の理由の一つです。他のAppleデバイスとは異なり、ヘッドセットを注文するにはFace ID搭載のiPhoneまたはiPadが必要です。
MacRumors によると、Apple は Vision Pro の仮想キーボードに以下の言語のサポートを追加する作業を進めているそうです。
- 広東語(繁体字)
- 中国語(簡体字)
- 英語(オーストラリア)
- 英語(カナダ)
- 英語(日本)
- 英語(シンガポール)
- 英語(英国)
- フランス語(カナダ)
- フランス語(フランス)
- ドイツ語(ドイツ)
- 日本語
- 韓国語
対応言語から判断すると、AppleはAR/VRヘッドセットをオーストラリア、カナダ、中国、フランス、ドイツ、日本、シンガポール、韓国、イギリスで発売すると思われます。香港と台湾でも発売される可能性があります。
まずは店頭でVision Proをお試しください
Vision Proの発売時、Appleは今年後半に空間ヘッドセットをさらに多くの国に展開すると発表しました。この国際的な展開により、より多くの消費者と開発者がヘッドセットを利用できるようになります。また、特に中国において、Vision Proの売上を伸ばすのに役立つでしょう。
Vision Proは高額にもかかわらず、米国では予約注文が瞬く間に完売しました。しかし、早期購入者が返品期間内に大量に返品したという報告もありました。Vision Proが発売される他の市場でも同様の事態が起こる可能性があります。
Cult of Macの創設者、リアンダー・カーニー氏はVision Proのレビューで、このヘッドセットは魔法のような魅力を持つが、まだ長い道のりが待っていると述べています。用途が限られていることを考えると、すぐに購入するのではなく、お住まいの国で発売されたら店頭でデモ機を試してみるのも良いかもしれません。