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写真:Apple
あまり信じてはいませんが、アジアからAppleのiPhone 6sとiPhone 6s Plusのスペックシートだとされるぼやけた画像が届きました。Appleが次期2機種の解像度を上げる可能性を示唆しています。しかし、正直なところ、その可能性は低いでしょう。その理由をご説明します。
上の画像は中国のマイクロブログサイトWeiboから引用したもので、Feng.comが発見しました。Photoshopで簡単に加工できそうなこの画像には、iPhone 6sの解像度が2000 x 1125ピクセル(1インチあたり488ピクセル)に向上すると書かれています。これは、iPhone 6のディスプレイサイズ1334 x 750ピクセル(1インチあたり326ピクセル)から大幅に向上したことになります。
一方、iPhone 6s Plusの解像度は、iPhone 6 Plusの1920 x 1080(401 ppi)ディスプレイと比較して、2208 x 1242ピクセル(1インチあたり460ピクセル)に向上する。
正直に言うと、どちらの数字もあまり意味がありません。
AppleがiPhone 6の解像度を上げるつもりだったとしても、iPhone 6 Plusと同じ1920 x 1080ピクセルにまで引き上げる方が理にかなっているでしょう。iOSは既にこの解像度をサポートするようにプログラムされているのですから。iPhone 6s Plusの謳い文句の解像度は、Appleが現在iPhone 6 Plusで推し進めているものと比べて、率直に言って劇的な向上ではありません。わずか25%のピクセル増加です。確かにそれは素晴らしいことですが、ディスプレイの品質を向上させる方法はピクセル数以外にもたくさんあります(例えば、直射日光下でのパフォーマンス、色域、ディスプレイの明るさなど)。なぜわざわざそこまでこだわる必要があるのでしょうか?
さらに、iPhone 6sとiPhone 6s Plusは、AppleのiPhoneアップデートの刻々と進むサイクルにおける「トック」に過ぎないという事実もあります。つまり、Appleは通常、端末のメジャーアップデート(画面解像度の向上など)を2年に一度しかリリースしません。iPhone 4(4sは除く)、iPhone 5(iPhone 5sは除く)、そしてiPhone 6は、いずれも何らかの形で解像度を誇ってきました。Appleはパターンの会社です。なぜ今、変更する必要があるのでしょうか?
これに、Appleが水曜日にiPhone 6sとiPhone 6s Plusのディスプレイ解像度をアップグレードするという主張を裏付ける噂が今のところ一つもないという事実を加えると、これはかなり怪しい噂と言えるでしょう。私たちは懐疑派です。
出典: Feng.com
経由:カナダのiPhone