アップル、不運な英国人が「iPodの発明者」であると認める

アップル、不運な英国人が「iPodの発明者」であると認める

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アップル、不運な英国人が「iPodの発明者」であると認める
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デイリーメールからの画像 

Apple(そして世界中のほぼすべてのデジタルメディア企業)は長年にわたり、カリフォルニア州サンタローザに本社を置くBurst.comと争ってきました。同社は、ネットワーク経由の音声・動画ストリーミングに関する膨大な数の広範な特許を保有しています。Microsoftは3年前にBurstと和解し、他の多くの企業も同様の対応を取っています。Appleは長年にわたり、これらの特許はあまりにも汎用的であるため執行不可能だと主張し続けており、特にiPodに関するあらゆる機能がBurstの1990年頃の特許から派生しているという主張には憤慨していました。

そして何年も経ち、ついに同社はその証拠を手に入れた。52歳の英国人、ケイン・クレイマーが1979年に開発したIXIというプロトタイプのデジタル音楽プレーヤーだ。このプレーヤーは最大3分半の音楽を保存できる(彼が「ポケットに1曲」と宣伝していたかどうかは不明)。彼の発明は市場に直接的な影響を与えることはなかった(そして彼の特許は1980年代後半に失効した)が、クレイマーのIXIは、バーストが特許権行使で利益を上げることを思いつくずっと前から、iPodの基本コンセプトが存在していたことを明確に証明している。

AppleがBurstとの訴訟でクレイマー氏を証人として起用したにもかかわらず、当然ながら彼は収益の分配を受けていない。実際、彼は最近家を売却し、賃貸住宅に引っ越したばかりだ。それでも、彼の当初のスケッチはそれほど的外れではない。ちょっと信じがたい。

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「正直に言うと、最初は友達の冗談だと思ったんです。でも、まだこの仕事に就いて少し戸惑いながらも、しばらく話をしました。すると彼女は、Appleがカリフォルニアに来て話をしたいと言っていたんです。それから、弁護士事務所で法廷速記者とビデオカメラマンの前で証言録取をしなければなりませんでした。バースト社の顧問弁護士による尋問は10時間に及ぶ大変なものでした。でも、喜んで引き受けました」 

デイリーメール(Digg経由)

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