エリック・シュミットがアップル取締役を辞任

エリック・シュミットがアップル取締役を辞任

  • Oligur
  • 0
  • vyzf
エリック・シュミットがアップル取締役を辞任
  • ニュース
post-14025-image-2e2c3e11439c98dd669ecff653a62ba6-jpg
Google CEO エリック・シュミット

アップルは月曜日、グーグルのCEO、エリック・シュミット氏が同社の取締役を辞任したと発表した。

「エリックはAppleの取締役として素晴らしい功績を残し、貴重な時間、才能、情熱、そして知恵を注ぎ込んでAppleの成功に貢献してきました」と、AppleのCEOであるスティーブ・ジョブズは述べています。「残念ながら、GoogleがAndroid、そしてChrome OSへとAppleの中核事業にさらに参入するにつれ、利益相反の可能性を懸念し、これまで以上に多くの会議から身を引かざるを得なくなるため、Appleの取締役としてのエリックの有効性は著しく低下するでしょう。そのため、今こそエリックがAppleの取締役を辞任する適切な時期であると、私たちは共に判断しました。」

シュミット氏がアップルの取締役会に参加したことで、App Storeにおけるグーグルの音声検索アプリが早くから支持されるようになったと考える者もおり、ここ数カ月は、ジョブズ氏が今朝の発表で言及した多くの理由から、シュミット氏が引き続き取締役会で影響力を発揮していくかどうかについて多くの憶測が飛び交っていた。

最近アップルがグーグルのiPhone向け音声アプリケーションを拒否したことで、両社の関係にさらに深刻な疑問を抱く人もいたが、少なくとも現在、両社の関係が取締役レベルで断絶されたことで、競争相手としての両社の立場はより正当なものになった。