iPadがRIMを圧倒、PlayBookは前四半期にわずか20万台出荷

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RIMのPlayBookはHPのタッチパッドの次なる一手となるのだろうか？BlackBerryメーカーであるRIMが、前四半期のタブレット出荷台数がわずか20万台で、前年同期の半分にも満たないと発表したのを読んだ一部の人はそう考えている。さらに悪いことに、小売店でもPlayBookが売れ残っている。値下げが近づいていると言えるだろうか？

RIMの幹部は木曜日にアナリストらと会談し、値下げに踏み切る構えを見せた。RIMの財務責任者であるブライアン・ビドゥルカ氏は、ウォール街の常套句でこう述べた。「RIMのバランスシート上の在庫に加え、流通チャネルにも在庫があり、今後数ヶ月かけてパートナーと調整し、売り尽くす予定です。」つまり、値下げは間近ということだ。

RIMの共同CEOマイク・ラザリディス氏も同様のメッセージを伝えた。「RIMは今秋、企業向けの特別インセンティブや消費者向けのリベートを含むプロモーションを計画しています」とウォール・ストリート・ジャーナルは報じている。同紙によると、消費者の関心の低迷により、RIMは2011年度初めから7億5,400万ドルの損失を被ったという。

RIMは少なくともHPのような立場にはない。小売業者は埃をかぶったTouchPadを棚から追い出そうとしていた。しかし、PlayBookメーカーであるRIMは、これらの機種を売るためにいくつかの対策を講じることができる。例えば、アップグレード版で搭載が期待されているメールとAndroidへの対応だ。次に、7インチPlayBookの499ドルという価格を、Appleの10インチiPad 2よりも安くするべきだ。99ドルという価格設定はHPの売上に大きく貢献したと聞いている。

しかし、私たちが調査した内容によると、Androidタブレットの売上を伸ばす最も簡単な方法は、iPadと見た目も動作も全く同じで、より安価なデバイスを開発することかもしれない。もちろん、その場合、利益はすべて法務チームに押し付けることになるだろう。