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写真:Parallels
Corel社は、MacでWindowsを動作させるソフトウェアであるParallels Desktopとその開発元を買収しました。Corel社はParallels Desktop事業に「多額の投資」を行うと約束しており、このアプリのファンは不安を感じる必要はないでしょう。
Corelは、CorelDRAWやPaintShop ProといったWindows向けグラフィックアプリケーションで最もよく知られています。マルチメディアアプリも提供しています。そして現在、デスクトップ仮想化ソフトウェアも開発しています。
Parallels Desktop for Mac を使えば、Windows、macOS など、様々なOS を実行できる仮想マシンを作成し、既存の macOS デスクトップ上で直接実行できます。これにより、OS X 上で Mac アプリと並行して Windows プログラムにアクセスできるようになります。
ただし、これが唯一の選択肢ではありません。もう1つの選択肢は、Blade Shadowです。これは、高性能なWindows 10 PCをiPhone、iPad、Macにストリーミングするサブスクリプションサービスです。
Parallelsの買収について
「CorelとParallelsは、高度に補完的な製品ポートフォリオから共通のビジネスモデルや戦略に至るまで、非常に相性が良いといえます。両社の技術とチームの力を結集することで、両社の事業、そして何よりもお客様の継続的な成長と成功を推進する大きな機会が生まれると考えています」と、CorelのCEOであるパトリック・ニコルズ氏は声明で述べています。
本日より、Corel は、Parallels Desktop for Mac、Parallels Toolbox for Windows and Mac、Parallels Access、Parallels Mac Management for Microsoft SCCM、Parallels Remote Application Server など、今回の買収で獲得したすべての製品ラインを提供しています。
買収の財務詳細は明らかにされていない。