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写真:Ste Smith/Cult of Mac
昨年、競争の激しいコンピュータ市場においてMacの出荷台数が増加し、Appleの市場シェアは拡大しました。AppleはHPと並んで前年比で目覚ましい成長を遂げましたが、ASUSやAcerといった大手メーカーの株価は下落しました。
Appleは、PC市場全体で6年間売上が低迷した後、iPadをポストPCコンピューティングのビジョンとして推進してきました。しかし、2017年第4四半期には、多くのベンダーの好調な業績により、出荷台数はむしろ増加しました。
IDCの調査マネージャー、ジェイ・チョウ氏は「第4四半期の結果は、小売りおよび消費者向けPCの厳しい環境に対して、いくらか明るい前進を示している」と述べた。
「一日中持続するバッテリー寿命、高い携帯性、そしてより高い計算能力を必要とする新たなユースケースに対応する製品の増加に魅了され、一部の消費者はこれらの改良された PC を真剣に検討し始めています。」
アップルの市場シェアが上昇
IDCのデータによると、Appleは合計577万台を出荷し、PC市場の8.2%のシェアを獲得しました。前年同期は537万台を出荷し、市場シェアは7.7%でした。
これは前年比7.3%の出荷増です。これを上回ったのはHPのみで、1,657万台を出荷し、PC市場の23.5%のシェアを獲得しました。これは前年比8.3%増です。Dellの出荷台数は0.7%増加しました。
レノボの出荷数は前年比で横ばいだったが、AsusとAcerの出荷数はそれぞれ11.2%と8.1%減少した。
2017年第4四半期のPC総出荷台数は7,058万台を超え、前年同期の7,009万台から0.7%増加しました。Appleの2017年通期出荷台数は1,960万台を超え、2016年の1,860万台から増加しました。
アップルは4位を維持
前四半期の成長にもかかわらず、AppleはPC市場でHP、Lenovo、Dellに次ぐ4位にとどまっています。3位のDellが前四半期の市場シェア15.7%を獲得したため、Appleが追いつくにはまだまだ道のりは遠いと言えるでしょう。