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Androidがスマートフォンの王者に上り詰め、Appleがシェアを落としたからといって、あまり悲観しすぎないでほしい。カリフォルニア州クパティーノに本社を置くAppleは嘆いているが、それは銀行にまで届くほどの金額だ。Appleはスマートフォンだけでなく、携帯電話市場全体のシェアはわずか4.2%だが、利益の51%を稼ぎ出している。
調査会社Canalysは月曜日、GoogleのAndroidがNokiaのSymbianをスマートフォン市場首位の座から押しのけたと発表した。Androidの販売台数は3,290万台で、Symbianの3,100万台を大きく上回った。Appleのスマートフォン市場シェアは16.2%に低下したものの、Asymcoのホレス・デディウ氏は月曜日、携帯電話市場全体におけるAppleのシェアは昨年10月の4%から5%に上昇したと指摘した。
Asymcoのアナリストは、正確な先見の明を持っているようだ。サムスン、HTC、LGエレクトロニクスのAndroid搭載スマートフォンは、2010年第4四半期にAndroidの売上高を7倍という驚異的な伸びに導いたとされている。2010年9月、デディウ氏はサムスン、LG、HTCの3社がAndroidの成長を後押しする「数少ない有力候補」であると指摘した。
[Asymco、フォーチュン]