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写真:David Pierini/Cult of Mac
iPhoneは水中でかなりきれいな写真を撮れます。防水ケースに入れた6sでも、最新の水中対応iPhone XSでも、専用の水中カメラで撮った写真に匹敵する画像を撮影できます。
しかし、それは限られた条件と少しの幸運がある場合に限られます。
現在、アップルは、将来のiPhoneカメラを改良し、水中で写真を撮影しているときに自動的に感知し、光、深さ、濁度に応じて調整できるようになると考えている。
Appleは本日、米国特許商標庁に提出した特許申請書の中で自社のアイデアを明らかにした。
水中iPhone撮影。カメラ界の次なる革命?
申請書によると、「水中電子機器」には複数の専用センサーが搭載され、水中での光吸収量や、水中を移動する際に生じる色の変化を計測するセンサーも含まれる。また、深度、圧力、対象物からの距離を計測するセンサーも搭載される。
カメラシステムは適切な調整を行って、より高品質な画像を実現できます。
他の特許出願と同様に、USPTOは特許を付与する前にアイデアを審査する必要があります。特許が付与されたとしても、その技術が必ずしも将来のデバイスに採用されるとは限りません。
しかし、6年後くらいには、このような機能強化がされた iPhone が使えるようになるでしょう。
ちょうどこの夏、姪っ子の卒業記念写真を撮りました。高校時代は水泳をしていたため、水中で撮った写真を希望していました。
水中撮影機材に使える予算は100ドル以下でした。専用の水中カメラや、デジタル一眼レフカメラに最適なハウジングを買う余裕はありませんでした。
私は、DSLR 用に高評価の透明ポーチを購入し、バックアップとして、iPhone 6s 用の Hitcase の防水ケースも持参しました。

写真:Freeride Entertainment/Vimeo
思い描いた通りのショットが撮れると、デジタル一眼レフカメラに頼っていました。安物の防水ポーチ越しにライブ画面が見えにくいとは思いもしませんでした。すぐに諦めてiPhoneを手に取り、Adobe Lightroom MobileでRAWファイルを撮影しました。
iPhoneの画面がはっきりと見えましたし、晴れた日に屋外プールで撮影したので、写真も問題なく撮れました。曇り空だったら、これほど満足のいく結果は得られなかったでしょう。
もう一人の姪っ子は水泳をしているので、卒業記念写真を撮るまであと6年くらいあります。デジタル一眼レフカメラはもう使わなくていいので、手持ちのiPhoneで撮ります。
今日の特許出願の技術が搭載されていれば良いのですが。