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iOSのロック画面は2つの方法でロックされます。1つは、他人がiPhoneやiPadを勝手に操作するのを防ぐためです。もう1つは開発者向けです。開発者は、通知をロック画面に送ったり、ロック画面に組み込まれた音楽再生コントロールを使用したりすること以外、ロック画面でできることはあまりありません。
でも、開発者がロック画面にフルアクセスできたらどうなるでしょうか?通知を渡す以上のことができるとしたら?それは、このコンセプトのようなものかもしれません。
Apple Core フォーラムの参加者である brentcas によって作成されたこのロック画面のコンセプトは、iOS のコアエクスペリエンスに新しいアイデアであるロック画面カードを導入します。
ロック画面カードは、現在時刻、日付、音楽プレーヤーのコントロールに使用されているロック画面のセクションを占有することで機能します。カード間をスワイプすることで、ロック画面のこのセクションの機能を変更できます。例:
brentcas は次のように説明しています。
カード上でホームボタンをダブルクリックすると、必要に応じてカードに関連する追加のコントロールや情報が表示されます。例えば、天気カード上でホームボタンをダブルクリックすると、カードが展開され、週間天気予報が表示されます。
カードによっては、他のカードよりもユーザーの注意を引くのが強引なものもあります。道順を調べているときは、マップの「道順」カードが「時刻と日付」カードに取って代わっていることに気づくでしょう(そして、壁紙も追い抜いて地図が表示されるようになります)。Nike+アプリを使ってランニングを開始すると、ランニングカードの中央に、走行距離、ペース、時間が表示されます。音声録音中や電話の着信中も同様です。
このコンセプトのもう一つの側面は、iOSのカメラグラバーです。これにより、ロック画面からカメラに素早くアクセスできます。Brentcas氏は、iOSのロック画面に関連カードが表示されているすべてのアプリでこのグラバーを利用できると考えています。例えば、Twitterアプリを開いている場合、このグラバーを使ってロック画面から素早くツイートを送信できます。
仕組みは以下のとおりです:
このアプローチにはセキュリティ上の問題があることは分かりますが、全体的にはとても気に入っており、iOS 7 でも同様の機能が導入されることを期待しています。皆さんはどう思いますか?
出典:The Apple Core