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Appleは7月15日に日本で先行リリースされたiTunes Pass機能を米国でも提供開始しました。この機能では、Passbook内のデジタルギフトカードにiTunes Storeクレジットを貯めることができ、Appleストアの店舗スタッフにチャージしてもらうことができます。
Apple による仕組みの説明は次のとおりです。
iTunes Passを使えば、iTunesまたはApp Storeアカウントに直接チャージできます。iTunes Passを入手するには、iOSデバイスでiTunes Storeにアクセスし、下にスクロールして「利用」ボタンをタップしてください。その後、Apple Store(直営店)3にご来店いただき、担当のスペシャリストにアカウントへのチャージをご希望の旨をお伝えください。PassbookでiTunes Passを開き、担当のスペシャリストにスキャンしてもらい、お支払いを承認してもらいます。残高が更新され、すぐにご利用いただけます。
つまり、物理的なギフトカードを購入する代わりに、Passbookでバーコードをスキャンするだけでアカウントにお金を追加できるのです。iTunes Passはおそらく多くの人が利用することはないかもしれませんが、iTunes Storeでコンテンツを購入する際にギフトカードを頻繁に利用している人にとっては、購入体験を合理化するはずです。
iTunes Passは現在オーストラリアでも利用可能で、Appleは今後他の国々でも展開していくと思われます。
Appleは本格的なモバイル決済ソリューションの開発に取り組んでおり、認証にはTouch IDが組み込まれる可能性が高い。iTunes Passは、iPhoneが財布としても機能する未来の姿を垣間見せてくれるかもしれない。