Speck SmartShellがiPadの代わりを果たした [レビュー]

レビュー

ガジェットアクセサリーを買って後悔した中で、Speck SmartShellを買った時ほど最悪な思いをしたことはありません。iPad 2の背面に装着する薄っぺらなプラスチックカバーで、Speckはなぜかこれを35ドルで売っています。しかもヨーロッパで買ったのですが、ヨーロッパでは30ユーロ、つまり40ドルもします。でも数ヶ月使ってみると、これが私の持っているiPad「ケース」の中で最高のものになりました（しかも私はかなりたくさん持っています）。

SmartShellは、その名前から想像がつくかもしれませんが、Apple Smart Coverにぴったりフィットするスリムなシェルです。すべてのポート用の切り欠きがあり、背面にはSmart Coverを開いたまま保持できるマグネットが付いています。これは想像以上に便利な機能です。

以前はiPad 2を素手で使っていて、画面を保護するのはSmart Coverだけでした。鍵が何度か入り込んで画面に傷がついたこともありましたが、しばらくはこれでうまくいきました。大抵は。iPadをパッドなしのメンズバッグに入れておくと困るのは、角がすぐにへこむことです。あるiPadで、角を強く打ち付けてしまいました。その後、マイクが壊れてGeniusに交換してもらったのですが、新しいiPadでも、角を強く打ち付けてしまいました。明らかに助けが必要でした。

SmartShellはカチッと簡単に装着でき、しっかりと固定されますが、必要に応じて簡単に取り外せます。私はほぼ常に装着したままにしていますが、iPadをKensingtonのキーボードケースに収納するには取り外す必要があります。プラスチックの表面は滑らかで滑りにくく、ケースは繊細なアルミの角をしっかりと包み込んでいます。iPadの自転車マウントに使用したExtreme Edgeのようなパッド入りケースほどの保護力はありませんが、Smart Coverと組み合わせれば十分な保護力があります。

ケースはiPadに少し厚みを加えますが、表面の滑り止め加工のおかげで持ちやすさも向上します。実は、この厚みにはもう一つ隠れたメリットがあります。おんぶした乗客を肩から降ろしたり、荷物を満載したツーリングバイクからパニアバッグを下ろしたりした時のように、ケースを外すとiPadは実際よりもさらに薄く軽く感じられます。

さらに嬉しいことに、アクセサリーホルダーとしても使えます。カメラレンズの周囲にスチール製のワッシャーを瞬間接着剤で固定しました。これで、iPad本体に何も貼り付けることなく、マグネット式のアクセサリーレンズを取り付けることができます。