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写真:ウィキメディア・コモンズ
リドリー・スコット監督が、ホアキン・フェニックスがフランス皇帝ナポレオン・ボナパルトを演じる大作映画を監督すると報じられている。『Kitbag』はAppleが制作し、Apple TV+で配信される。
Deadlineは本作の内幕を取材し、「ナポレオンの出自と、皇帝への急速かつ冷酷なまでの驀進を、妻であり唯一の真実の愛であるジョセフィーヌとの中毒的でしばしば不安定な関係を通して、独自の視点で描いた作品」と評しています。本作の狙いは、ナポレオンの有名な戦い、飽くなき野心、そして並外れた軍事指導者であり戦争の先見者であった彼の驚異的な戦略性を描くことです。」
この奇妙な名前は、当時のフランスの諺「兵士の鞄の中には将軍の杖が隠されている」に由来しています。
リドリー・スコットが『キットバッグ』の主役を抜擢
スコット監督は、ホアキン・フェニックスがこの役に最適だと考えている。「ホアキンほどナポレオンを体現できる俳優は他にいません」とスコット監督はDeadlineに語った。「彼は『グラディエーター』で映画史上最も複雑な皇帝の一人を創造しました。そして私たちは、彼のナポレオンで新たな人物を創造するのです。」
『キットバッグ』はスコット・フリーがプロデュースします。リドリー・スコットの製作会社は、 『グッド・ファイト』 、『高い城の男』、『ナンバーズ』 など数々のテレビドラマを制作しました。この製作会社が手掛けた映画には、『テルマ&ルイーズ』、『オデッセイ』、 『オリエント急行殺人事件』などがあります。
『キットバッグ』の撮影は2022年初頭に開始される予定だ。
Apple TV+はスターパワーを信じている
アップルは、大物スターが映画館の座席を埋めることを理解しているようで、フェニックスやスコットだけでなく、多くのスターと契約して映画や番組をストリーミングサービスに配信している。
昨夏、トム・ハンクス主演の第二次世界大戦を描いた長編映画『グレイハウンド』は、Apple TV史上最大の公開週末観客動員数を記録しました。また、アンソニー・マッキーとサミュエル・L・ジャクソン主演の『ザ・バンカー』は、今春Apple TV+で配信開始しました。秋には、ビル・マーレイ主演、ソフィア・コッポラ監督の『オン・ザ・ロックス』が公開されました。
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