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スティーブ・ジョブズとスティーブ・ウォズニアックが初めて作ったコンピューターはApple-1ですよね？いや、違います。実は、それ以前は「Apple Computer A」だったんです。

残念ながら、その名前のAppleプロトタイプの実物は見つかりませんでした。しかし、1976年の写真が見つかりました。そこには、この手作りのAppleプロトタイプの細部が写っています。

過去を振り返ると「Apple Computer A」のプロトタイプが見つかる

スティーブ・ジョブズとスティーブ・ウォズニアックは1976年に、バイトショップの創設者であるポール・テレルに彼らのコンピュータのプロトタイプを見せました。この小売業者は後に最初のアップルコンピュータを販売することになります。

テレルはこの記念すべき会合で写真を撮り、後にApple-1レジストリのキュレーターであるアキム・バケと共有しました。バケは写真を丹念に調べ、驚いたことにプロトタイプの一つに「Apple Computer A © 76」というラベルが貼られていることを発見しました。

1976年製のApple-1コンピュータプロトタイプ「Apple Computer A」が発見されました！
Apple-1レジストリにこのプロトタイプに関する情報が追加されました。https://t.co/SZOxKEj8zm。#Apple #SteveJobs #Woz #SteveWozniak #Apple1 pic.twitter.com/nHVInrB4na

— Apple 1 Registry (@Apple1Registry) 2022年3月29日

46年が経ち、ウォズニアックはかつてその名前のプロトタイプが存在したことさえ忘れてしまった。「ウォズはなぜ名前が変更されたのか覚えていない」とバケ氏は言う。

試作モデルは、最終的に顧客に販売されたものとはレイアウトが異なっていました。また、CPUは6800/6501で、出荷された6502ではありませんでした。ウォズニアックはApple-1 Registryのインタビューで、「6800の領域を残したのは、25ドルの6502ではなく、20ドルの6501に必要だったからです。違いは強力なクロックドライバトランジスタでした。6501を搭載したモデルをいくつか試作しましたが、実際の生産時には、同じコストで6502を入手できるようになっていました」と述べています。

残念ながら、Apple-1の発売後、このプロトタイプがどうなったのかは誰も知りません。ウォズニアックはガレージで火災が発生したと指摘しており、それがこのコンピュータの歴史に残る一品の終焉だった可能性もあるとしています。

初期の Apple コンピュータについて言えば、Apple-1 Registry は最近、製造ユニットに書き込まれたシリアル番号の謎を解明しました。

出典: Apple-1 レジストリ