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ウォール・ストリート・ジャーナルの 報道によると、Amazonは今年の年末商戦に向けて、Apple TVなどの動画ストリーミング端末に対抗する新型セットトップボックスの発売準備を進めている 。この端末は小型でRokuに似ており、アプリを起動したり、Amazonプライムサービスを含む様々なソースからコンテンツを提供したりできるようになるという。
Amazonは、この新デバイスによってリビングルームでの存在感を高め、顧客がテレビでより手軽にAmazonコンテンツを楽しめるようになることを期待している。このデバイスに関する噂は4月に ウォール・ストリート・ジャーナルが初めて報じたが、 当時はAmazonコンテンツの表示のみが可能だと思われていた。
現在、Amazonは「様々なメディアアプリ開発者」やケーブルテレビ事業者に対し、サービスやコンテンツをAmazonに提供するよう働きかけているようだ。報道によると、Amazonは一部のパートナーに対し、ホリデーシーズンのローンチに間に合うよう、10月中旬までにアプリを提出するよう求めているという。
アマゾンの計画に詳しい情報筋によると、アマゾンはまだ発売日を決定しておらず、価格についても議論されていないという。しかし、アマゾンのCEO、ジェフ・ベゾス氏は製造コストに近い価格でハードウェアを販売し、そこで販売されるコンテンツで利益を得ることに意欲的なので、このデバイスは安価になると予想される。
ウォール・ストリート・ジャーナル の報道によると、 Amazonの主な狙いは、年間79ドルの会費で数千本の映画やテレビ番組をオンデマンドで視聴できるPrime会員の拡大だ 。現在、Prime会員はRoku、Xbox 360、またはAndroidおよびiOS向けのPrimeアプリを通じてのみコンテンツにアクセスできる。
出典： ウォール・ストリート・ジャーナル
