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写真:Google/Apple
Appleは、かつてのパートナーであるGoogleが2008年にAndroidをリリースして以来、長い時間をかけて同氏と距離を置いてきた。GoogleマップとYouTubeは何年もiPhoneやiPadのデフォルトアプリとしてバンドルされておらず、iOSとOS Xの両方でSafariのデフォルト検索エンジンとしてGoogleとの提携をAppleが解消するという噂が絶えない。
しかし今はどうだろうか?どうやらAppleはついに決断を下し、Googleとの提携関係を永久にすべて終わらせるかもしれないようだ。
The Information の新しいレポートによると、Apple と Google の検索契約は来年期限切れになる予定で、Microsoft と Yahoo の両社はすでに Safari のデフォルト検索エンジンの座を奪おうとハゲタカのように飛び回っているという。
情報筋によると、MicrosoftとYahoo!は既にAppleのインターネットソフトウェア・サービス担当SVPと、Safariの新しいデフォルトオプションについて協議しているという。Googleももちろんユーザーが選択できるオプションではあるが、標準ではBingかYahoo!が主流になるだろう。そして、この状況は海外でも続くと予想されており、The InformationはAppleが地域ごとに他の合意をまとめる可能性があると推測している。
すぐにそうなるわけではないが、AppleとGoogleの契約は2015年初頭に終了する予定だ。Appleが友敵両社との既存の関係を断つ用意があることを示す証拠は数多くあるが、Appleは本当にGoogleマップのように、世界最高の検索エンジンに背を向けるのだろうか?答えは時が経てばわかるだろう。
出典:The Information