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写真:DocPop CC
昨夜、数十人からなる抗議者がサンフランシスコのアップル社の旗艦店の前に集まり、iPhoneへのハッキングでFBIに協力するようアップル社に強制しようとする米国政府の試みに抗議した。
プライバシー擁護者からたまにiPhoneを使う人まで、集まった人々は、このような動きは世界中の何百万人ものiOSユーザーの安全とセキュリティを脅かす危険な前例となると主張した。
企業が正しいことをしているのを応援するために人々が集まってくるのを見るのは素晴らしいですね。最近は抗議活動を見ることに慣れてきました。
— ドクター・ポピュラー(@DocPop)2016年2月18日
このイベントは、デジタル権利団体「Fight for the Future」が主催し、電子フロンティア財団の講演者も参加しました。同様のイベントが2月23日(火)にも予定されています。

写真:EFF CC
「各国政府は、アップルのような企業に圧力をかけ、製品にバックドアを仕込み、より広範な監視を可能にする機会を待ち望んでいた」と、Fight for the Futureキャンペーンディレクターのエヴァン・グリア氏はイベント前に発表されたプレスリリースで述べた。「サンバーナーディーノの悲劇を悪用して、そのような政策を推進しようとしているのは恥ずべきことだ」
あるツイッターユーザーが述べたように、企業の行動への支持を示すために大勢の抗議者が集まるのは珍しいことだが、今回のケースではアップルが世論の支持を勝ち取っているようだ。
アップルへの支持を急いで表明した他の人物としては、グーグルのサンダー・ピチャイCEOや、インターネットプライバシー活動家で元NSA契約職員のエドワード・スノーデン氏などがいる。
この重要な事件について知っておくべきことはすべて、こちらの FAQ でご確認いただけます。
出典: Fightforthefuture