
BlackBerryは、BBMの最新ベータ版で広告が発見されたことを受け、BBMチャンネルにスポンサーコンテンツがまもなく導入されることを確認しました。ただし、同社はインスタントメッセージに広告を挿入することはなく、BBMコミュニティにプッシュされるコンテンツの量については「非常に厳格」に管理するとも強調しています。
BlackBerryは今週、「広告とBBMの真実」と題した新しいブログ記事を公開しました。これは、「最初から事実関係を明確にする」こと、そしてBBM広告に関する同社の計画を明確にすることを目的としています。スポンサーコンテンツがBBMに配信される方法は3つあり、いずれもBBMチャネルを使用しますが、いずれの方法でもユーザーのメッセージは含まれません。
- 注目の配置:BBMチャンネルのオーナーは、「注目のチャンネル」タブのスペースを購入してチャンネルを宣伝できます。「これはBBMチャンネルのランディングページであるため、チャンネルオーナーが数百万人の非常に熱心なアクティブユーザーにチャンネルを宣伝するのに最適な場所です」とBlackBerryは述べています。
- スポンサー招待:チャンネルを成長させるもう一つの方法は、BBMユーザーを招待することです。年齢、居住地、興味といった特定の特性を設定することで、あなたのコンテンツに最も興味を持ちそうなユーザーを見つけることができます。招待されたユーザーは、新しいタブに「スポンサー招待であることを明確に表示」されたメッセージとして招待を受け取ります。ユーザーがチャンネル招待を辞退した場合、そのチャンネルからの招待は今後届きません。
- スポンサー投稿:チャンネル所有者は、BBMの「アップデート」タブ内で、ユーザーが既に登録している連絡先やチャンネルから表示されるアップデートと並んで、スポンサー投稿を公開できるようになります。投稿には明確なラベルが付けられ、ユーザーは必要に応じてブロックできます。
「ブランドにこれらの機会を提供する場合、それらは厳選されたプレミアの機会となり、BBMコミュニティにプッシュすることを許可するコンテンツの量については非常に厳格になるということを強調したいと思います」とジェフ・ガドウェイ氏はBlackBerryブログに書いています。
友人、家族、同僚とのBBMチャットに、いかなる種類のスポンサーコンテンツも挿入することはありません。皆様がご愛顧いただいているBBMチャット体験を、このようなコンテンツから守ることが、お客様にとって重要であると認識しております。
BlackBerryは明らかに、ユーザーエクスペリエンスを損なうことなくBBMを最大限に収益化しようとしており、広告やスポンサー投稿を目立ちすぎないように巧妙な方法で導入しているようだ。絶大な人気を誇るメッセージングサービスを、何とか収益源に変えなければならない。特にBlackBerry端末の販売にはほとんど貢献していない現状ではなおさらだ。しかし、その取り組みにおいてユーザーのことを考えているのは、実に喜ばしいことだ。
出典: ブラックベリー