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情報筋によると、ビーツ・エレクトロニクスの社長であり音楽業界のベテランであるジミー・アイオヴィン氏が、クリエイティブ関連の事項についてティム・クック氏の「特別顧問」としてアップルに入社する交渉中だという。
アイオヴィン氏は、ビジネスパートナーのドクター・ドレー氏とともにビーツを共同開発したほか、レディー・ガガやエミネムなどのアーティストを擁するユニバーサルミュージックグループのインタースコープ、ゲフィン、A&Mレーベルの会長も務めている。
アイオヴィン氏が正式にAppleに入社することになったとしても、同社で働くのは初めてではない。昨年、彼はティム・クック氏とエディ・キュー氏と面会し、プロジェクトについて議論した。また、2000年代初頭にはスティーブ・ジョブズ氏とも仕事をしており、Beats MusicやiTunes Radioのような音楽サブスクリプションサービスの提案も行った。
アイオヴィン氏がアップルに入社するというニュースは、アップルが32億ドルという巨額でBeatsを買収する交渉中であるという報道を受けてのものだった。そうなればアップルにとって史上最大の買収となるだろう。
まだ何も確定していないため、アイオヴィン氏がAppleへの入社を検討するのは買収された場合のみなのか、それともいずれにしても入社する予定なのかは不明です。アイオヴィン氏とUMGとの契約は今年末までです。
「 Appleは定期的に伝説的な音楽業界の幹部を買収しているが、その目的や計画については通常議論しない」という発表を待ちたい。
出典:ニューヨークポスト