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写真:Charlie Sorrel/Cult of Mac
画期的な医学研究に参加できるアプリケーション「Apple Research」が本日アップデートされ、参加者はAirPods ProのデータをApple Hearing Studyと共有できるようになりました。また、関連するApple Watchアプリの新バージョンでは、バッテリー駆動時間の改善も発表されています。
Appleの聴覚研究で耳がいっぱいになる
Apple Hearing Studyは、秋の開始以来、参加者のiPhoneとApple Watchのノイズアプリを通じて、ヘッドホンの使用状況と環境音への曝露データを収集しています。新しいApple Research 1.1.2のリリースノートによると、このバージョンでは「Apple Hearing StudyにおけるAirPods Proのサポート」が追加されています。
これらのインイヤーヘッドホンは、装着者がどの程度の音量で音楽を聴いているかを追跡できるのは言うまでもありません。しかし、アクティブノイズキャンセリングのために周囲の音も拾う外部スピーカーも搭載されています。理論的には、これらを使って装着者の周囲の騒音レベルを追跡できる可能性があります。ポケットやバッグにしまい込んでしまうことが多いiPhoneで同じデータを追跡するよりも、より正確なデータが得られるかもしれません。
Apple Watch向けApple Researchアプリケーションの改善
App StoreのApple Researchの評価とレビューセクションをざっと見ただけでも、ソフトウェアがApple Watchのバッテリーを消耗させるという苦情が目立ちます。この問題はバージョン1.1.2で修正されています。リリースノートには「最新のwatchOSアップデートでバッテリー寿命が改善される」と記載されています。