ResearchKitは誰でも利用可能になりました

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ResearchKitは誰でも利用可能になりました
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ResearchKit は研究者が期待した通り革命的なものです。
誰もが医療研究者になれる。写真:Apple
写真:Apple

Appleが3月のイベントで発表したResearchKitは、最大のサプライズの一つでした。このソフトウェアフレームワークは、医師や科学者による医療・健康研究を支援するために設計されており、Appleは本日からResearchKitを一般公開します。

喘息、乳がん、心血管疾患、糖尿病、パーキンソン病を研究する最初の5つのResearchKitアプリは、リリースから数週間ですでに6万人以上のiPhoneユーザーを登録しました。今後、世界中の医療研究者は、スタンフォード大学とオックスフォード大学の研究者が医療アプリの開発に使用したのと同じソフトウェアを利用できるようになります。

「医療・研究コミュニティ、そして医療研究に貢献する参加者の皆様からResearchKitへの反響をいただき、大変嬉しく、励みになっています。これまで数百人程度だった研究が、今では数万人規模の参加者を集めるようになっています」と、Appleのオペレーション担当シニアバイスプレジデント、ジェフ・ウィリアムズは述べています。

研究者は、あらかじめ構築されたモジュールが付属する ResearchKit フレームワークを使用して、同意書を簡単に作成したり、アンケートの質問と回答をカスタマイズしたり、参加者にタスクを実行させて iPhone の高度なセンサーで分析してデータを収集したりできるようになりました。

参加者から許可を得ると、ResearchKitアプリは加速度計、ジャイロスコープ、マイク、GPSから得られる様々なデータにアクセスし、参加者の活動レベル、運動機能障害、記憶力などを評価できます。ご自身の医学研究の作成を開始したり、ResearchKitについて詳しく知りたい場合は、Appleの新しいランディングページにアクセスしてダウンロードしてください。