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これは興味深い話です。Appleは、クリップに配置されたピンを介してiPod nanoの同期と充電を可能にする方法を示す特許を申請したばかりです。この特許で最も興味深いのは、iPod nanoがShuffleと同様に30ピンDockコネクタを廃止する可能性があることを示唆している点です。
この特許は「電気熱源を備えたクリップ付きポータブルユーザーデバイス」と題されており、同期と充電を可能にするためにクリップに配置された4つのピンを備えた小型のマルチタッチiPodを示しています。
なぜ19ピンや30ピンではなく、4ピンなのでしょうか?先日掲載したApple Dockコネクタの歴史と将来に関する特集記事を読んだ方はご存知かと思いますが、この4ピンはUSB接続に必要な4つのピン、つまりデータ入力、データ出力、電源、そしてアースに相当します。
つまり、Apple がここで言っているのは、他の iPod の充電方法よりも、iPod shuffle の TRSS ジャック USB 接続方法に近い特殊なドック コネクタを iPod nano に搭載するということです。
同じ特許出願の後半部分では、AppleはiPod nano以外にもこのコンセプトを応用できる可能性を示しています。例えば、専用のUSBポートを使ってnanoをMacBookのディスプレイ側面に「クリップ」できるようになっています。興味深いですね!
数日前の噂では、iPod nanoは今年、より薄く小型のiPod touchに似た外観になるよう大幅にデザインが変更されるだろうとされていました。一方、この特許は、Appleが逆の方向へ進み、タッチスクリーン搭載のnanoを現状よりもさらにShuffleに近づけようとしていることを示唆しています。
出典: Free Patents Online
経由: Apple Insider