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写真:Apple
Googleは、今年後半にスマートフォンにリリースされる予定のAndroid Qの大型アップデートを発表しました。アクセシビリティとプライバシーを重視した新機能が多数搭載されています。また、新しいナビゲーションジェスチャーもいくつか追加されており、まるでiPhoneのUIからそのまま取り入れたかのようです。
Android Qでは、アプリやホーム画面間を移動するための新しいコアジェスチャーセットが導入されました。iPhoneを使ったことがある方なら、Android Qスマートフォンも問題なく使えるでしょう。
Google Qの新しいジェスチャーでは、iPhone XからXS Maxと同様に、画面下部に白いバーが表示されます。バーから上にスワイプするとホーム画面に移動します。上にスワイプしたままドラッグするとマルチタスク画面が開きます。白いバーを横にスワイプするとアプリが切り替わります。ホーム画面から下にスワイプするとアプリドロワーが表示されます。
聞き覚えのある機能はありませんか?鵜呑みにしないでください。The Vergeでさえ、GoogleがQのジェスチャーをiPhoneから盗んだことを認めています。
「実際、このシステムと iPhone のシステムとの最大の違いは、下のバーが使用中のアプリの下部を覆うのではなく、画面の独立した部分にあることです」と、機能の一部をいち早くチラ見した Dieter Bohn 氏は書いています。
正直なところ、Android QのUIがiOSに似ているのは良いことかもしれません。PCからMacに乗り換える際に、マウスの正しい使い方を改めて覚えなければならないとしたら大変でしょう。同様に、UIのジェスチャーがiOSに似ていることで、初心者から上級者まで、スマートフォンのOSの操作がより簡単になります。また、これはAppleがiPhoneのUIをうまく使いこなし、Googleの「戻る」ボタンが実際には必要なかったことを示しています。