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画面領域を増やさずにタッチスクリーンのサイズを大きくするにはどうすればよいでしょうか? 答え: スマートベゼルを作成することです。
本日公開された新たな特許は、次世代iPadがフォースセンシングによってジェスチャーやタッチ入力を検知できるベゼルを搭載する仕組みを明らかにしています。この技術により、スワイプなどのジェスチャーを画面の通常の面から離して操作できるようになるだけでなく、スクロールなどの操作を行うための仮想ボタンをiPadのベゼルに組み込むことも可能になります。
これらの仮想ボタンは、物体が加えた力に対応する力信号を検出するために使用でき、iPadはユーザーがボタンをどの程度強く押したかを把握できるようになります。もちろん、最近のiPadモデルは以前のモデルよりもベゼルサイズが小さくなっていることは注目に値します。この特許が将来のiPadに採用された場合、iPadのタッチスクリーンを囲む厚いフレームを再構築するか、iPad AirやiPad miniに見られるよりスリムなベゼルに対応するように特許手法を修正することになります。

「力覚センサーによるジェスチャーおよびタッチ入力検出」特許は2012年7月26日に出願されました。特許出願者は、AppleのHIDソフトウェアエンジニアリングマネージャーであるNima Parivar氏です。彼女はこれまでに、マルチポイントセンサーデバイスを用いたジェスチャー操作方法や、拡張タッチターゲティング機能を備えたグラフィカルユーザーインターフェースに関する特許を保有しています。また、AppleのマルチタッチアーキテクトであるWayne Westerman氏も特許出願されています。
出典:米国特許商標庁