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写真:アップル
アップルは、抗議活動の暴力化に対する懸念の高まりから、月曜日に香港の全店舗を早めに閉店した。
この動きは、数千人の反政府活動家との衝突で警察が催涙ガスを使用した翌日に起こった。他の店舗も営業を中止し、従業員を早退させた。
香港での抗議活動は数週間続いており、日ごとに激しさを増している。
日曜、竹の棒や木の棒を持った自警団の暴徒が地下鉄の駅を襲撃し、以前の抗議活動に参加していたと思われる人々を襲撃し、45人が負傷した。
市内の企業は店舗と従業員を守るため、月曜日から早めに閉店し始めた。
アップルストアは最大6時間早く閉店
ウォール・ストリート・ジャーナル紙によると、市内のアップルストア6店舗のうち5店舗は午後4時頃に閉店した。これは通常より5~6時間早い。残りの1店舗は終日閉店した。
銅鑼湾のアップルストアの隣にあるホリスターも、地下鉄攻撃が起きた元朗の自宅へ帰るため、一部の従業員に早退を許可した。
エスティ ローダーは午後2時40分、香港の従業員に対し、元朗と屯門郊外に住む従業員に「できるだけ早くオフィスを離れるように」という通知を送った。
アップルが「特別営業時間」を導入
アップルは早めの閉店についてコメントを控えた。同社のウェブサイトでは、この措置を「特別営業時間」と呼んでいるものの、変更の理由は明らかにしていない。
営業時間が通常に戻るのがいつになるかはまだ明らかではない。
キャセイパシフィック航空の客室乗務員労働組合は声明で、「今後数日間は状況が不安定なままであることは明らかだ」と述べた。
この影響により、経済混乱への懸念が高まっている。ハンセン指数は1.4%下落し、ショッピングモール開発会社の株価が下落を主導した。