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写真:Apple
Apple は本日、ビデオ作成アプリ Clips の大きなアップデートをリリースしました。iPhone X を持っている幸運なユーザーなら、きっと喜ぶことでしょう。
Clips 2.0 は、iPhone X の TrueDepth カメラを活用して、ユーザーの背後に拡張現実のシーンやステージを作成する「Selfie Scenes」というまったく新しい機能を搭載してリリースされます。
このアップデートはAppleが今年行った最大の新機能であり、iCloudにも対応しています。セルフィーシーン機能では、デジタル背景を自由に動き回ったり、操作したりできます。いわば、グリーンスクリーンの進化版といったところでしょうか。
Appleの新しい360度デジタルステージは、iPhone Xユーザーに興味深いクリエイティブな可能性をもたらします。The Vergeはアプリの早期デモ版を入手し、宇宙船の周りを見渡したり、BB-8が通り過ぎる様子を再現できる『スター・ウォーズ』をテーマにしたシーンを体験しました。
Clipsは、クリエイターが場所を問わずシーンを撮影するための選択肢を広げます。例えば、家にいる時間が限られていて、汚い寝室を背景に使いたくない時などに最適です。InstagramやSnapchatなどの他のアプリが、iPhone XのTrueDepthカメラを使った同様の機能を開発するきっかけになれば幸いです。
iCloudのサポートにより、iPhoneでムービー制作を開始し、iPadで仕上げることも、その逆も可能です。Clips 2.0には、ピクサーとディズニーの新しいフィルターとステッカーに加え、新しいインターフェースとコンテンツのアップデートも含まれています。
Clips の新しいアップデートをインストールするには、iOS 11 にアップデートする必要があります。今すぐ App Store からダウンロードしてください。