
iOS6ベータ版では、プライバシー設定がより細かく制御できるようになり、アプリがアクセスできるサービスを正確に指定できるようになりました。以前は、アプリが位置情報を要求した際にアラートが表示されていました。今後は、カレンダー、連絡先、リマインダー、写真などのデータの使用を要求した際にも同様のアラートが表示されます。
写真アプリの開発者は特に喜ぶでしょう。App Storeで写真の撮影や編集を行う多くのアプリのレビューをざっと見てみると、アプリが位置情報にアクセスしようとしたという愚痴っぽいコメントが山ほど見つかります。
これは当然のことながら、写真にはGPSデータが含まれている可能性があるためです。iOSでは、アプリがフォトライブラリへのアクセスを要求した際に位置情報のアラートが表示されていました。しかし、写真アプリを初めて使用する際に表示されるダイアログボックスは、より分かりやすくなりました。
連絡先とカレンダーへの警告の追加も素晴らしいです。特に、連絡先データベース全体がプレーンテキストでPathサーバーにアップロードされたPathの騒動の後ではなおさらです。おっと。