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オーストラリアの小売業者ウールワースは、最新のアップルロゴ紛争で時間を稼いでいる。
企業間の争いの中心となっているのは、創業80年のスーパーマーケットチェーンのために2008年8月に作られた、皮をむいて葉を削ったリンゴの「W」のロゴだ。
新しいロゴは新鮮な農産物を象徴するものになるはずだったが、アップルが「新鮮な」コンピューター製品や家電製品にも包括的商標を付与し、顧客に混乱を招く可能性があるため、反対したのではないかという憶測もあった。ウールワースはすでに自社ブランドのクレジットカードと携帯電話プランを販売している。
Appleの弁護士は、オーストラリアの商標を管轄する連邦機関であるIP Australiaに、商標出願への反対を裏付ける証拠を提出した。ウールワースは1月27日の回答期限に間に合わず、3ヶ月の延長を申請した。(もしかしたら、iPadシリーズにも新たなコンセプトを打ち出さなければならないかもしれない?)
他の商標問題と同様に、この問題もすぐに解決される可能性は低い。ウールワースは複数回の延長申請も可能で、Appleは回答する時間があり、必要に応じてさらに延長を申請することもできる。
「(Appleからの)反論証拠の提出期限は、ウールワースがAppleの主張に対する反論を提出してから約6ヶ月後だった」と、IPオーストラリアの広報担当者はZDNet.com.auに語った。「この期限はAppleによって延長される可能性もある」と広報担当者は付け加えた。
ZDnet経由