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Googleの低価格テレビドングルが、待望のアップデートをついに受けます。サンフランシスコで開催されたプレスイベントで、GoogleはChromecastの新モデル2機種を発表しました。Googleはまた、Chromecastアプリのデザインを刷新し、フォトアプリに対応、そしてSpotifyも追加しました。新デザインのテレビ向けChromecastドングル(HDMIケーブル一体型)と、同じく魅力的なドングルデザインの新オーディオデバイス「Chromecast Audio」は、いずれも本日からそれぞれ35ドルで発売されます。

2つ目のChromecastデバイスは、複数の部屋へのストリーミングオーディオを実現します(今年後半に予定されているアップデートで対応)。動画ではなくハイエンドオーディオに特化しています。Chromecast Audioを使えば、ヘッドフォンジャック経由で小型ドングルを接続したスピーカーに、高品位オーディオをストリーミングできます。AppleのAirPort Expressの軽量版といったところでしょうか。インターフェースは通常のChromecastと全く同じで、AndroidスマートフォンでもiOSスマートフォンでも、利用可能なすべてのスピーカーとChromecastデバイスが表示されます。

また、ゲームを大画面にキャストしたり、複数のプレイヤーを参加させたり(Angry Birds Go などの対応ゲームの場合)して、各プレイヤーが自分のスマートフォンを個人用コントローラーとして使用したりすることもできます。
また、Chromecastアプリも新しくなり、Chromecast対応の様々なメディアアプリで視聴可能な動画ストリームを閲覧できる「What's On」チャンネルなど、いくつかの新機能が追加されました。デバイスに既にインストールされているアプリの映画、動画、その他のコンテンツが表示されます。
刷新されたインターフェースに加え、新しいChromecastアプリには、Chromecastと連携するインストール済みのアプリを表示する画面が追加され、Google Playストアで探せる新しいアプリも表示されます。また、統合検索機能も搭載されており、視聴したいメディアが、現在インストールされているサービスやアプリ全体でどこで利用できるかを確認できます。

新しいChromecastにはGoogleフォトも搭載され、自分のアルバムや写真を大画面で楽しめるようになります。また、Spotifyにも対応し、Google Play MusicやPandoraに加え、人気の音楽ストリーミングサービスSpotifyが音楽再生の選択肢として加わります。FacebookやFlickrから画像をダウンロードすることも可能になります。
第2世代のChromecastデバイスはどちらも、より高速な802.11acバンドのサポート、コンテンツフィードの追加機能、メディアデバイスへの高速接続(Fast Play)など、Wi-Fiパフォーマンスが向上しています。ビデオデバイス用は赤、黄、黒、オーディオデバイス用は黒(黄色のオーディオケーブル付属)の3色展開です。
両デバイスは、Google ストアを含む小売店およびオンライン ストアで、本日から 17 か国で 35 ドルで販売されます。