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iPadがネットブックのシェアを奪いつつあるという見方は、今に始まったことではありません。しかし、いよいよ2012年が到来です。ある分析会社によると、タブレット端末はまもなくPC販売全体の25%近くを占めるようになるという衝撃的な予測も発表されています。
フォレスター・リサーチが木曜日に発表したレポートによると、タブレット市場の成長率は今後5年間で現在の6%から2015年には23%に増加すると予測されています。一方、低価格で急成長を遂げたネットブック市場は徐々に縮小しています。フォレスター・リサーチによると、現在PC販売の44%を占めるネットブックは、2015年には17%にまで低下すると予想されています。
他の兆候も同様の方向を示しています。5月にRetrovoが実施した調査によると、ネットブック購入者の30%は、1月に発売されたiPadを代わりに購入しました。さらに40%はネットブックを購入したものの、iPadの発表まで購入を控えました。モルガン・スタンレーのアナリスト、ケイティ・ヒューバティ氏によると、ネットブックの将来が不安定であることを示すもう一つの兆候は、2009年7月に611%の成長を記録したネットブックの売上が、4月にiPadが発表されると1桁台に落ち込んだことです。
[9to5Mac経由]