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写真:Ste Smith/Cult of Mac
Apple の Mac App Store は何年もの間、平凡なアプリばかりが並ぶ荒れ果てた不毛な場所だったが、Setapp という新しいサービスが macOS アプリに新たな息吹を吹き込もうとしている。
Setappアプリは、Mac App Storeの「Unstore」代替アプリだと主張しています。アプリを個別に購入する代わりに、月額サブスクリプション料金を支払うことで、300本の人気アプリにアクセスできます。
[contextly_auto_sidebar] このサービスは正式には来年開始されますが、同社は本日、早期アクセスを開始すると発表しました。Setappのウェブサイトで登録すれば、数週間以内にMacアプリのサブスクリプションサービスが開始されるので、すぐにアクセスできます。Setappによると、サービス開始時には45種類のアプリが利用可能になる予定です。
別のサブスクリプションサービス
Setappの開発元であるMacPawは、サブスクリプションモデルがカジュアルユーザーとヘビーユーザーの両方にとってメリットのあるものになることを期待しています。サブスクリプションは月額9.99ドルですが、厳選されたアプリに無制限にアクセスできます。アプリ内課金はありません。すべてがスムーズに動作します。
MacPawは、Setappが本格稼働すれば最大300個のアプリを対象とする予定です。Ulysses、CodeRunner、Blogo、Marked 2、RapidWeaver 7、Eltima Player、Baseなどは、ユーザーが利用できる最初のアプリの一部です。
「Macソフトウェアの入手方法が大きく変わろうとしています」と、MacPawのCEO、オレクサンドル・コソヴァン氏はプレスリリースで述べています。「Mac愛好家も一般ユーザーも、Setappが提供する革新的な新ソフトウェアにきっと驚かれることでしょう。煩わしい広告も、有料アップグレードも、隠れた料金もありません。Setappをダウンロードするだけで、すべて完了です。」
Setappのアプリコレクションを利用するには、加入者はMacのFinderにフォルダをインストールします。その後、サブスクリプションが有効な限り、Finderから任意のアプリケーションにアクセスし、インストールすることができます。また、オフラインでもアプリを使用できます。
Setappを使う最大のメリットの一つは、Mac App Storeとは異なり、購入前にアプリを試用できることです。アプリが本当にその価格に見合う価値があるかどうかを確認したい場合は、Setappで試用し、後で購入を確定するかしないかを決めることができます。