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ついに!キヤノンがマイクロフォーサーズやその他のミラーレス一眼フォーマットへの回答を発表しました。「1」という安っぽいおもちゃを安易に発売したニコンとは異なり、EOS Mはまさに私たちが期待していた通りの、小さなボディにEOS一眼レフを詰め込んだ製品です。
Mのセンサーは、最近のEOS 650Dに搭載されているものと同じ、18MP APS-Cサイズのモンスターセンサーです。コンパクトなボディに、3インチタッチスクリーン、最新のDIGIC 5画像処理エンジン、1080p/720p動画撮影機能、最高常用ISO感度12,800(ISO 25,600のブースターモード付き)、そして動画の露出と音量レベルをある程度マニュアルで調整できる機能が搭載されています。
手動ノブとダイヤルをいくつか追加すれば、このカメラはほぼ完璧になります。
EOS Mは明らかに、一眼レフほどのかさばりがなく、コンパクトカメラからのアップグレードを検討している愛好家向けのカメラです。エントリーレベルの一眼レフのほとんどが、実に見苦しく暗いペンタミラー式のファインダーを搭載していることを考えると、ミラーレス一眼を完全に廃止するのは悪くないアイデアと言えるでしょう。
このセンサーのおかげで、キヤノンのEFマウントレンズ全シリーズに対応するレンズアダプターも用意されており、これは非常に画期的なことです。Mは、新しいEF-Mマウントの22mm f/2と18-55mm f/3.5-5.6という2つの新しいレンズを搭載して発売されます。後者は、安価な一眼レフのキットレンズによくある、つまらない凡庸なレンズになりそうです。前者は、この種のカメラに自然な焦点距離である35mm(換算)の明るい単焦点レンズをうまく活用した製品です。アンリ・カルティエ=ブレッソンに聞いてみてください。
この一台の中に、あらゆるカメラの未来が隠されているような気がします。ニコンが近々廉価なフルサイズ一眼レフを発売するという噂や、ミラーレス一眼におけるAPS-Cの普及を考えると、数年以内にAPS-C一眼レフは終焉を迎えると予想しています。
EOS Mは、見た目が美しい22mmレンズ付きで10月に800ドルで発売される予定だ。
出典: DPレビュー