Uconnect 5は米国のすべてのフィアットクライスラー車両にCarPlayを導入します
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Uconnect 5は米国のすべてのフィアットクライスラー車両にCarPlayを導入します

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Uconnect 5は米国のすべてのフィアットクライスラー車両にCarPlayを導入します
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新しいUconnect 5のホーム画面。
写真:FCA

Apple の CarPlay インフォテインメント システムは、Android のちょっとした協力のおかげで、ついに北米のフィアット クライスラー オートモービルズ (FCA) の全車種に導入される予定です。

フィアット・クライスラーは本日、従来バージョンより5倍高速な新型自動車プラットフォーム「Uconnect 5」を発表しました。FCAによると、Uconnect 5は将来の成長を見据えて開発され、Android AutoとAlexaに加え、CarPlayにも対応しています。いわば、ダッシュボード搭載型インフォテインメントシステムの万能ツールと言えるでしょう。

Uconnect 5はAndroid OSから完全に再構築されましたが、ドライバーはCarPlayへのアクセスを維持しています。パーソナライゼーションはUconnect 5の目玉機能の一つです。最大5つのユーザープロファイルをサポートし、ボタンをタップするだけですべての設定を復元できます。また、Bluetooth対応のスマートフォンを2台同時に接続できるため、同乗者とドライバーの両方が入力できます。

Uconnect 5はCarPlayに完全対応

CarPlay愛好家のために、車載ディスプレイにアプリを映し出せる新しいワイヤレス接続機能が登場しました。Uconnectはこれまで、米国で販売されるFCA車の80%のみにCarPlayをサポートしていました。FCAによると、今後は北米で販売される新車の100%にCarPlayが搭載される予定ですが、正確な発売日は未定です。

音声コントロールはUconnect 5のもう一つの大きな焦点でした。プラットフォームには全く新しい音声認識エンジンが搭載され、ロボットのような指示を出すのではなく、自然な会話が可能です。システム全体は50K MIPチップ、6GBのRAM、64GBのフラッシュメモリを搭載し、旧バージョンよりも高速に動作します。

ナビゲーションに関しては、FCAはTomTomのサポートを内蔵しています。AppleマップやGoogleマップをスマートフォン経由で利用することも可能です。TomTomは、必要な地図を自動的に検出、ダウンロード、インストールする「Maps Over the Air」という新機能をサポートしています。