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写真:Cult of Mac
色覚異常は、特に男性に非常に多く見られる障害です。公式統計によると、男性の12人に1人が色覚異常です(ただし、女性の割合は200人に1人と比較的低い)。こうした色覚異常の割合の高さが、Googleがマテリアルデザインガイドラインにおいて色覚異常を考慮したデザインを非常に重視している理由の一つです。例えば、アプリ内で重要な情報を伝える際に、色だけに頼らないようにすることが挙げられます。
しかし、どんなに優れたアプリでも、色覚異常の人が色を認識するのに役立つわけではありません…本当にそうでしょうか? Red Stripeは、開発者Michel Fortinによる、まさにそれを実現することを目指した新しいアプリです。
仕組みはこうです。色覚異常の方で、自分が見ている色が他の人も見ている色と同じかどうかを確認したい場合は、このアプリを起動します。iPhoneのビデオカメラから情報を取得し、カメラが捉えた黄色、赤、紫の物体にリアルタイムで縞模様を適用します。これにより、色覚異常の方は自分が見ている色をより簡単に見分けられるようになります。
フォーティン氏は次のように説明する。
色の赤の成分が多いほど縞模様は顕著になります。そのため、濃い赤や灰色がかった赤は、彩度の高い赤よりも縞模様が濃くなります。黄色、オレンジ、紫など、赤の成分を含む他の色でも、縞模様の濃さは様々です。
本当に賢いアイデアですね…iOSにこれが組み込まれていないのが不思議です。Appleは誰よりもデバイスのアクセシビリティに気を配っているので、カメラに組み込むのは自然な流れだと思います。
その間、以下のリンクから iOS App Store で Red Stripes をわずか 4.99 ドルで購入できます。
出典: iTunes
経由: App Advice