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AppleのiPhoneイベントまであと数時間となりました。もしサプライズを期待しているなら、今すぐ目をそらした方がいいでしょう。iPhone 6の外観については既にかなり明確な予想が出来ており、Geekbenchの新しいベンチマークのおかげで、内部構造も明らかになりました。
予想通り、「iPhone 7.2」というモデル番号を持つiPhone 6には、1.4GHzの64ビットデュアルコアA8プロセッサが搭載されます。一方、発売から1年が経過した今でも非常に高速なスマートフォンであるiPhone 5sには、Apple初の64ビットチップであるA7が搭載されており、こちらも1.3GHzの2つのコアを備えています。
新型iPhoneには2GBのRAMが搭載されるとの報道もありますが(これはiPhone 5sの2倍の容量です)、今回のベンチマーク結果から、Appleは少なくともこのモデルでは1GBに留まることが示唆されています。今年ようやくRAMの増量版が登場することを期待していた人にとっては少し残念なニュースですが、iOSは1GBでも非常にスムーズに動作します。

これらのテストで、iPhone 6はシングルコアテストで1,633ポイント、マルチコアテストで2,920ポイントを獲得しました。これは、GeekbenchアプリでiPhone 5sで計測したシングルコアテストで1,394ポイント、マルチコアテストで2,511ポイントだったことを考えると、かなりの改善です。
iPhone 6は、1.4GHzのA8チップと1GBのRAMに加え、4.7インチのサファイアガラスディスプレイ、改良された背面カメラ、そして1,810mAhのバッテリーを搭載すると予想されます。中国の情報筋から入手した仕様書によると、防塵・防水性能も備えています。もちろん、本日のイベントで発表されるiPhoneはこれだけではないかもしれません。
噂が本当なら、iPhone 6+と呼ばれると思われる2つ目のモデルも登場するでしょう。こちらはさらに大きな5.5インチのサファイアガラスディスプレイ、2GBのRAM、そして大容量バッテリーを搭載します。カメラ、プロセッサ、その他の内部コンポーネントは、小型のiPhone 6と同等か、同じものになると思われます。